原料・鉄鋼貿易版 Topics < 鉄鋼 > Home
HOME >> Topics 一覧 >> November, 2021 >> 11 (Thu)
◇アジアのNi系ステンレス薄板、引き合い堅調
関係筋によれば、アジア地域のニッケル(Ni)系ステンレス薄板の価格は安定しており、需要も堅調とみられる。日本に対する引き合いは安定しており、低下する傾向はない。まもなく1月積み商談に入るが、50〜100ドルアップと原料に見合った値上げを提示する姿勢だ。

現在、インドネシアの青山鋼鉄のホットコル価格はCFR3,000ドル台になっている。中国の太原鋼鉄のオファーは同3,400〜3,500ドルとみられる。台湾ミルも同水準の提示額になるとみられている。中国材は輸出増値税還付率の取り消しで安価な提示ができない状態。また、電力制限などで生産が落ち、輸出にまで玉が回らない様子で積極的な姿勢はないという。

韓国のPOSCOは国内向け11月積みでNi系を30万ウォン(250ドル見当)もの値上げを行った。国内重視でここでも輸出にはさほど積極的ではなさそうだ。各国ミルとも輸出市場にでてこないために市場は安定した状態だ。当分、値下げの要因もないだけに価格の乱高下もなさそうである。
last modified : Mon 06 Dec, 2021 [11:40]
Copyright (C) 2004 The TEX Report Ltd. All Rights Reserved.