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◇DRコンゴ、来年1月からコバルト買上げを実施予定
=来年は1.0万トンの購入を目標
現地情報によると、DRコンゴ政府は2022年1月に採掘職人からのコバルトの買上げを開始する予定だ。

同政府は昨年2月、企業によって生産された物以外の全てを国が独占的に購入する仕組みを検討。”採掘職人”と呼ばれる違法採掘者が採掘/選別した鉱石を政府が買い上げるため、今年3月に国営企業Entreprise Generale du Cobalt(EGC)を設立した。

現在、LMEではトン当たり65,000米ドル強で取引されているコバルトは、電気自動車などの電池向け需要が成長を続けており、今後も需要の拡大と価格の上伸が期待されている。

DRコンゴ政府の関係者は最近、(1)来年1月下旬までに市場で購入を開始すること、(2)2022年は水酸化コバルトで10,000トンの購入を目標にしていること、(3)採掘者が販売しやすいよう価格提示サイトを開設する予定であること――などを明かしている。

同政府は当初、2022年に15,000トンの購入を計画していたが、これは下方修正した様子だが、EGCは年間25,000トンの購入を目標にしており、今後、EGCと民間の仲介購入者による購入競争が危惧される。
( T.斉藤 )
last modified : Wed 22 Dec, 2021 [12:13]
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