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◇カザフスタンのQazカーボン社、合金鉄生産に着手
=Saryarkaで電炉8基を年末までに稼働、SiMnとFeSi生産
現地情報によれば、カザフスタンのQazカーボン社(Qaz Carbon LLP)が本年1月にカラガンダ州(Karaganda)のSaryarkaで建設を開始した合金鉄工場は、11月下旬になって4基目の電気炉に火入れを終え、本年末までに残り4基の電気炉も試運転を終える予定でいる。

同工場の設計生産能力は年間5.7万トンで、シリコマンガンが2.85万トン、フェロシリコン(Si45%)が2.85万トンとなっている。電気炉は8,000kVAが8基で、上記の通り既に4基が火入れを終えている。電気炉は生産物の切り替えを前提に作られており、短期間での転換が可能としている。

また、同工場ではマンガン鉱石の焼結設備を併設しており、こちらの年間処理能力は24万トンで、主に自社のシリコマンガン生産に用いられる。使用するマンガン鉱石は地場で産出する低品位鉱石(Mn18%)と南アフリカ産の高品位鉱(Mn42%)をブレンドする様子だ。

同社株主の一人であるDavid Kemertelidze氏は2019年7月にフェロシリコンの生産を開始したYDDコーポレーションの株主でもある。
( T.斉藤 )
last modified : Thu 23 Dec, 2021 [12:14]
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