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◇豪州ニッケル・マインズ社、オラクルNiの株式取得
=青山鋼鉄子会社の上海ディセントから70%を取得
現地報道によれば、豪州のニッケル・マインズ社(Nickel Mines Limited)はこのほど、インドネシアのオラクル・ニッケル・プロジェクト(Oracle nickel project)の株式70%を525百万米ドルで青山鋼鉄の子会社である上海ディセント・インベストメント(Shanghai Decent Investment)から取得する契約に署名した。

525百万米ドルのうち、株式の取得に371百万ドル、株主ローンを通じてプロジェクトの建設費用に154百万ドルを投資する形になる。

オラクル・ニッケル・プロジェクトはインドネシアのモロワリ工業団地(IMIP)内に4基のRKEF炉と付属施設、38万kWの自家発電所を備え、年産能力はニッケル銑鉄36,000トン(Ni純分換算)になる見通しだ。RKEF炉は2023年2月19日までに、発電所は同7月19日までに運転を開始する予定になっている。

両社は2017年にモロワリ工業パーク(IMIP)内のヘンジャヤ・ニッケル(PT Hengjaya Nickel Industry)、2020年に同エンジェル・ニッケル(Angel Nickel Project)でも同出資を行っており、どちらの事業も持ち株比率はニッケル・マインズ社の方が大きい(ヘンジャヤが70%、エンジェルが80%)が、設計、建設、運営の主導的な役割は上海ディセントが担う形をとっている。
( T.斉藤 )
last modified : Wed 29 Dec, 2021 [04:29]
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