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◇中国、輸入マンガン鉱石の港頭在庫は減少続く
=ガーナ産鉱石の輸入減少が要因か
現地情報によれば中国国内における輸入マンガン鉱石の港頭在庫量は減少が続き、先週末の時点で558.5万トンまで落ち込んだ。11月下旬の757.0万トンをピークに減少基調だったが、12月に入って急速に落ち込んでいる。

中国における11月のマンガン鉱石輸入量は2,251万トンと前月比12.7減%で、主要ソース別では◇南アフリカ:1,235万トン、◇ガボン:417万トン、◇豪州:384万トン、◇ブラジル20万トン――とされている。
市場関係者は理由として、(1)各国からの輸入量が減少したこと、(2)中国国内のマンガン系合金鉄需要が10月をピークに反落したこと、(3)11月に港頭在庫が750万トンを超え、輸入が手控えられたこと、(4)これまで月平均約20万トンあったガーナ産鉱石の輸入が大幅に減っていること――などを挙げている。

中国は2019通年にガーナから500.6万トンのマンガン鉱石を輸入したが、これまで鉱山会社がガーナ政府の定めた輸出量の制限を超えて輸出していたことが判明し、問題となっていた。また、電解金属マンガンの生産に多く使用されるが、電解金属マンガンの生産者達は本年6月から生産調整を継続しており、ガーナ産マンガン鉱石の需要自体も減っていた。
( T.斉藤 )
last modified : Mon 17 Jan, 2022 [09:15]
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