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◇22年1-3月期、日本の高炭素FeCr購入価格は横ばい
=ポンド当たり188セント、欧州需要は強く供給には不安感
日本のステンレス鋼ミルは2022年1-3月期における高炭素フェロクロムの購入価格について複数の海外フェロクロム生産者と交渉を続けていたが、12月23日にポンド当たり188.0セントと、前期比横ばいで合意した。この価格は前年同期比で49.8%高であり、前期に続き高値圏を継続している。

価格が高値止まりした理由について市場関係者は、フェロクロム最大の消費国である中国の需要が弱いものの、(1)欧州のステンレス鋼ミルの需要は依然として強いこと、(2)南アフリカからの供給は鉱山や船積みに不安感があること、(3)海上運賃は続伸していること、(4)東南アジアで中国系ステンレス鋼ミルがフェロクロムの購入意欲を強めていること――などを挙げている。

2020年からの価格推移は、◇2020年1-3月期:109セント(同1セント下げ)、◇4-6月期:122セント(同13セント上げ)、◇7-9月期:122セント(同横ばい)、◇10-12月期:122セント(同横ばい)、◇2021年1-3月期:125.5セント(同3.5セント上げ)、4-6月期:164.0セント(同38.5セント上げ)、7-9月期:164.0セント(同横ばい)、10-12月期:188.0セント(同24.0セント上げ)、◇2022年1-3月期:188.0セント(同横ばい)――となった。
( T.斉藤 )
last modified : Wed 19 Jan, 2022 [11:41]
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