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◇関東地区の1月粗鋼生産35万トン台に減少見通し
=前年同月比5%増も前月比4%減の見込み
関東域内電炉メーカーの1月の粗鋼生産は5ヵ月連続の前年同月比プラスが見込まれ、今月も需要は底堅く推移しそうだ。半面、前月比では2ヵ月連続でマイナスとなる見通し。域内電炉メーカーの鉄スクラップ購入量もこれと歩調を揃え、前年同月比プラスを維持する一方、前月比ではマイナスが続きそうだ。

関東地区に生産拠点を置く電炉メーカー14社15事業所の1月の粗鋼生産は商社まとめで合計35.5万トン程度と推計され、33.7万トン規模だった前年同月を1.8万トン(5.3%)上回る。半面、12月の粗鋼生産は37.0万トン程度で着地したものと推定され、それとの比較では1.5万トン(4.1%)減少する。

各社の内訳を見ると、域内電炉15事業所のうち1月の粗鋼生産量を前月と比べマイナスと計画しているのは半数を超える8事業所。JFE条鋼東部製造所や向山工場で減少が見込まれ、その他の事業所でも12月比1,000〜2,000トン規模の減産が計画されている。一方、同プラスの生産を予定している事業所は1事業所にとどまり、残りの6事業所は同横ばいの生産を計画している。

それらを反映し、関東域内15事業所の1月鉄スクラップ購入量は商社推計で合計35.5万トン程度となりそうで、前月の推計購入量37.6万トンと比較し2.1万トン(5.6%)減少する。一方、推計で34.8万トン規模だった前年同月からは0.7万トン(2.0%)増える。

また、12月末(12月28日時点)の関東域内15事業所の鉄スクラップ在庫は商社調べによると合計13.9万トン規模で、11月29日時点と比べ1.0万トン(7.6%)増加している。10.6万トンの低水準にあった前年同月との比較では3.3万トン(31.8%)多い。
last modified : Fri 28 Jan, 2022 [15:16]
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