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◇南アのリチャーズベイ、クロムの積み出し遅延
=着岸から離岸まで通常の2倍も
南アフリカのリチャーズベイ港では昨年10月に発生した石炭ターミナルのベルトコンベアー火災の影響が、クロム鉱石やフェロクロムの船積み遅延となって現れている。

クロム鉱石やフェロクロムの積み出しに使用していたマルチプル・コンベアーを石炭ターミナルに代替として回したことが要因であり。新年の休暇で遅延した作業に加え、荷役設備の不足によって、通常は着岸から離岸まで10-15日間で済んでいた船積みが、現在は20-30日間かかっているという。

また、港での荷役作業の遅延は、陸上輸送にも影響を及ぼし始めている。リチャーズベイのストックヤードに余裕がなくなったため、一部のクロム鉱山やフェロクロム生産者は鉄道とトラックによる陸送を停止している。この状態が長期化した場合、船積みがボトルネックとなって製錬所や鉱山で減産や、消費地での価格高騰につながる可能性を危惧する市場関係者もいる。
( T.斉藤 )
last modified : Thu 03 Feb, 2022 [15:16]
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