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◇東アジア向け海外相場は底打ち、値戻し局面
=東アジア銑鉄市況は530〜540ドル(CFR)
東アジア鉄スクラップ相場は安値修正局面を迎え、先週から今週にかけて値戻しが進展している。一部韓国ミルが先週、ディープ・シー・カーゴの新規買い付けに乗り出す動きを見せたほか、現代製鉄は先週、ロシア産A3スクラップをトン当たり513ドル(CFR)と、500ドルを超える価格レベルで調達。2月積みを条件に、成約数量は17,000トン程度とみられる。

また、韓国需要家では国内スクラップの入荷減に対応するため、1月積みを条件とする期近積み日本産スクラップへの引き合いを強めている向きもあり、直近の個別商談では現代製鉄が先週提示したH2ベース49,000円(FOB)を大きく上回る高値成約が出ているもよう。関東鉄源協同組合が12日に実施した入札では2商社が平均価格50,983円(FAS)で合計10,100トンを落札しているが、その全量が韓国向けに出荷されるともみられる。

中国向け鉄鉱石スポット価格の上昇のあおりで、東アジア向け製鋼用銑鉄も反発している。1月1週には中国向けにインド銑がトン当たり517ドル(CFR)で出会いが付いた一方、18日現在、東アジア向け銑鉄の実勢価格レベルは530〜540ドル(CFR)へ切り上がっており、2週前との比較で水準を20ドル程度切り上げている。

さらに続落基調を辿っていた台湾向けコンテナ積みスクラップ相場も先週、新規安値オファーの減少を背景に底打ち反転している。直近の成約価格はNo.1HMS(80%)とNo.2HMS(20%)のHMS(80:20)でトン当たり445ドル(CFR)程度に上昇しており、前週と比べ8〜10ドル高い。
last modified : Tue 08 Feb, 2022 [11:43]
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