原料・鉄鋼貿易版 Topics < 合金鉄 > Home
HOME >> Topics 一覧 >> January, 2022 >> 24 (Mon)
◇LME・Ni価格、20日は一時直物24,900ドル超
=連日の在庫減少と中国の需要増加期待で
1月20日のLMEニッケル価格は、直物・セツルメントが23,900ドル/トン、3ヵ月先物が23,585ドル/トンと、11年ぶりの高値を記録した。(以下、価格はトン当たり)

LMEのニッケル価格は昨年12月下旬に上向くと、以降は上伸基調になり、20日はアジア時間で急速に上伸。ロンドンのプレ・マーケット直前には一時的に直物24,900ドル、3ヵ月先物24,400ドルを超えた。その後は反落したものの、前場は余韻が残り、前述の高価格となった。この日は上海市場(SHFE)のニッケル価格も過去最高値を付けている。

市場関係者は今回急騰した理由として、(1)中国人民銀行が貸出金利(Loan Prime Rate、LPR)の引き下げを実施したことで政策緩和が期待されたこと、(2)このためニッケルの需要増加が期待され、ニッケルを含めた非鉄全般が買われたこと、(3)LMEのニッケル在庫が連日減少を続けていたこと、(4)ニッケルの需給バランスが供給タイトに傾いていること、(5)為替が米ドル安に振れていること――などを挙げている。
( T.斉藤 )
last modified : Mon 14 Feb, 2022 [11:38]
Copyright (C) 2004 The TEX Report Ltd. All Rights Reserved.