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◇South32、2021年10-12月期のMn、Ni生産量
=Mn鉱石は129.6万トン、Niは10,700トン
South32が発表した2022年度・第2四半期(2021年7月1日〜12月31日)の生産・販売実績によれば、2021年10-12月期の生産量は◇マンガン鉱石:129.6万トン(前年同期比11%減)、◇マンガン系合金鉄:実績無し(前年同期実績2.4万トン)、◇ニッケル:10,700トン(前年同期比75%増)――だった。

同社の豪州におけるマンガン鉱石生産は、Premium Concentrate Ore(PC02)による生産が好調だったものの、一次濃縮の処理量が減少し、前年同期や前期の実績を下回った。南アフリカでは同期、計画的メンテナンスを実施して製品構成を最適化した結果、ママトワン鉱山からは中品位鉱石(Mn37%)の生産が増加した様子だが総生産量の増加には至らなかった。

マンガン系合金鉄は豪州タスマニアのTEMCO合金鉄工場の売却に伴い、生産の計上が無くなった。また、南アのMetalloysマンガン工場も昨年11月にロシアのSatka Investmentsに売却が決定(売却手続き完了は本年4-6月期予定)したことや、維持管理(ケア・アンド・メンテナンス)を継続しているだけのためか状態についての報告はなかった。

ニッケルはセロ・マトソ鉱山(コロンビア)で工場の稼働率が回復したため、生産量が回復した。また、Q&Pプロジェクトによる高品質材料の処理によりニッケル含有率も高い水準を維持したことが生産に寄与している。

一方、10-12月期の販売量は◇マンガン鉱石:146.7万トン(前年同期比1%増)、◇マンガン系合金鉄:実績無し(前年同期実績3.6万トン)、◇ニッケル:9,700トン(前年同期比59%増)――となった。

各事業と部門別の生産量は別表1、販売量は別表2の通り。

なお、同社では2022年度の生産目標の中でマンガン鉱石は540.0万トン(豪州:320.0万トン、南ア:220.0万トン)と豪州の生産を下方修正した。これはCOVID-19感染拡大の影響と天候(雨期)が理由になっている。ニッケルは4.38万トンと前回発表から据え置いた。
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( T.斉藤 )
last modified : Tue 15 Feb, 2022 [13:02]
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