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HOME >> Topics 一覧 >> February, 2022 >> 07 (Mon)
◇韓国向け厚板輸出、12月は前月比11.9%減の8.34万トン
財務省の貿易統計によれば、昨年12月の韓国向け厚板輸出数量は前月比11.9%減の8.34万トンだった。前年同月比では2.1倍である。この結果、韓国向けの暦年輸出量は75.2万トンと前年比42.1%増となっている。前年は造船業の不振、厚板価格の下落などで大きく輸出量を減らしたが、数量的には2018年(73.59万トン)を上回る水準まで回復した。

特に価格は12月も平均でFOB1,088ドルと4ヵ月連続で1,000ドルを超えた。このため、暦年平均でも同899.4ドルと台湾向け(同787.4ドル)、中国向け(744.6ドル)を大きく上回る結果となっている。

各国向けの厚板価格は20年12月では平均でFOB556.6ドルだった。21年に入っても1月は同566.4ドルと低価格が続いた。このため、中国ミルも韓国から撤退したほどだった。それが、造船業の回復とともに価格が回復、日本からの輸出量もようやく増えてきている。

22年も韓国の船舶受注量は堅調だ。価格が崩れない限り、今年も日本からの厚板供給量が伸びるものとみられる。
last modified : Tue 01 Mar, 2022 [12:25]
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