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◇12月の鋼矢板輸出、前月比2.02倍の5264トン
財務省の貿易統計によれば、2021年12月の鋼矢板輸出量は5,264トンで前月比2.02倍、前年同月比では45.7%減としている。この結果、21暦年における鋼矢板の輸出量は11万4,439トンで前年同期比32.6%減となった。12月の輸出価格は円ベース平均でトン12万5,000円(FOB,1,096ドル)で前月に比べ1万4,000円上昇している。

12月の主な仕向先は台湾1,595トン、香港2,016トン、シンガポール535トン、バングラデシュ264トン、グアム853トンなどとなっている。中国向けはほぼゼロである。前月では東南アジア向けはインドネシア1国だったが、12月では若干ながら増加している。回復に向かっているのか注目されるところだ。

暦年で大きく減少しているのはこれまでの主力だった中国向けが21年では66,166トンと前年比54.6%減と大きく落ち込んだのが大きい。中国内で新しい製造メーカーが現れ価格及び数量競争で日本の出番が減ったのが要因とされる。同国では鋼矢板をそのまま埋めた状態にしておくとされ、複数回を前提にしている日本産が割高と敬遠されているようだ。今年も同国向けは悲観的とされる。
last modified : Wed 02 Mar, 2022 [12:26]
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