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◇台湾CSC、3月積み国内向け価格平均2.44%値上げ
関係筋が得た情報によれば、台湾のCSC(中国鋼鉄)は先週後半に3月積み国内向け鋼材価格を全品種で値上げした。値上げ幅は厚板、ホットコイル溶融亜鉛メッキの建材向けなどが800台湾ドル(28ドル相当)、溶融の家電向けが500台湾ドル(17ドル強相当)とし電気亜鉛メッキ鋼板と無方向性電磁鋼板も500台湾ドル上げとしている。平均値上げ率は前月比2.44%アップとなっている。

関係筋では原油価格などが高騰しエネルギー価格を押し上げており、高炉原料である原料炭も高騰、錫などの副原料も大幅な値上がりとなっている。これらのコスト上昇に対応する必要があり、値上げしたものとみている。

また、欧州市場が回復しており、台湾の輸出企業に協力するために慎重に後押しすることも上げ幅を大きくしていない要素だ。国内では需要期が近づき、需要家の在庫補填の時期に入ったとCSCは判断、全面値上げに踏み切ったようだ。中国の大手高炉やベトナムのFHS(フォルモサ・ハー・ティン・スチール)などが国内向け価格を大きく引き上げたことも刺激となったようだ。
last modified : Mon 14 Mar, 2022 [12:00]
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