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◇日本ミルの4月積みホット商談、FOB900ドル以上で価格固め
=遠隔地向けはFOB1,000ドル台に
日本ミル各社は今週後半から来週前半にもアジア地域向けホットコイル商談を開始、FOB900ドル台固めに入る方向である。当初、日本ミルは4月積みで900ドル台に乗せる方向で向かっていたが、アジアではインドミルが現在、CFR920ドルから同930ドルを提示した後、オファー止めを実施している。

国内価格の上昇に伴い更なる値上げを行う様子だ。ベトナムのFHS(フォルモサ・ハー・ティン・スチール)が国内向けで4月積みホットをドル換算で90ドル値上げ、台湾のCSC(中国鋼鉄)も国内向け3月積みホットを800台湾ドル(28ドル)相当値上げした。

関係筋によれば、これを受けて日本ミルは3月積み商談の最終段階でFOB950ドルを提示した。900ドル台に乗せるよりも950ドルを提示し、大半を900ドル台以上として価格を固めることにしているもの。遠隔地はFOB1,000ドル台に乗せ、もう一段引き上げを狙うことにしている。

中国国内のホット価格が安定しない。大手高炉は国内向け3月積みホットを300元(46ドル)値上げしているが、市況がこれに付いてくるのか微妙なところだ。日本ミルは中国を切り離して、影響を受けることなくアジア向け商談に臨む姿勢である。
last modified : Tue 15 Mar, 2022 [12:09]
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