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◇鋼矢板需要、依然アジアでは台湾除き低調
アジア地域の鋼矢板需要は依然として台湾、香港を除いてプロジェクトが低調なために価格が低迷状態だ。台湾はCFR1,000ドル台を保っているが、それ以外は900ドルを下回る状態である。日本ミルは台湾向けで若干の値上げに取り組んでいるが、現状は価格を維持するのに精一杯といったところか。

東南アジア諸国からの日本への引き合いが少ない。各国がコロナ感染者の拡大で土木事業の動きがないことが大きいとみられるが、日本ミルの提示価格が顧客から見て高いことも影響しているようだ。

中国ミルのアジア向けオファーは3月積みでCFR850ドルから860ドルとされる。2月積みに比べ20ドルから30ドル値上げしているといわれるが、それでも日本ミルとは100ドル以上の値差があるため、日本材に手を出す顧客が今のところは見当たらない。日本としても高炉原料が高値で推移、コストが上昇していることから中国材と競争してまで輸出する必要性を感じていない。韓国の現代製鉄の動きも聞こえないところをみても需要が依然出てきていない状態が続いている。
last modified : Thu 17 Mar, 2022 [12:25]
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